色づくということ

吉祥寺を散策。井之頭公園の紅葉を愛でる多くの人々。この季節、「色づく葉」という言葉をよく耳にする。「植物などがその時節をむかえて美しくなること色めく」。自然は何時だって美しい色を発する。色づくこと自体ではなく、色を変えていくこと、そしてそれを通じて生命の神秘を表現していること、これが人を引き付ける「色づく」ことの魅力なのかもしれない。木々の鮮やかな赤よりも、地面を彩り次の生命の肥しになる黄色い葉が愛おしい。

ヒトも同じままでは魅力は生まれない。変化を経て色づくことが必要だ。

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daily blue.

日々の生活で出会ったイロ、カタチ、オト、ヒト。